第21無駄話「天は二物を与えず」(04/06/11)
 

 

  「天は二物を与えず」について考えてみました。「東京体験記物語A」はいつになるのだろうか?特に意味は調べることもなく、私が思っている意味は、「神様は一人の人間に対して良い所を沢山与えない。何でもかんでも素晴らしい人間はいない。」という意味です。おそらく、間違っていないでしょう。もし、「情けは人の為ならず」的に二通りの意味があったとしたら、片方の解釈になってしまいますが。それ以前に私がこの諺の意味を完全に取り違えていると、真の意味で無駄話です。それならそれもO.K.でしょう。
 さて、「二物は与えず」って言いますが、世の中を見ていると「二」で済まないだろうと思える人が沢山います。それは、本当に才能のある人なのだと思います。または、内部的に良い所は+1、悪い所は-1と計算されていて、総量で見れば+1、つまり「一物」なのかも知れません。でも、悪い所なんて上手く隠せば良い訳ですから、悪い所があってもいいから、良い所が沢山欲しい所です。また、「二物を与えず」なので、一物も与えられない人の存在も内包しているのでしょう。

 さて、話が脱線してしまいましたが、「二物を与えず」って聞いた時に考えると、他の人を見た時に使うのではないかと思います。この諺がどのように発生したのかは分かりませんが、想像してみます。ちゃんと調べれば分かるかも知れませんがやめておきましょう。想像することに意味があると思うので。
 ある人(多分、二物以上与えられている人)がいろんな人を見た上で作った言葉だとすると、前述した計算の話とかは忘れて、「誰しも良い所を持っているけど、良い所を二つ持っている人はいないものだな。」と思って、作った言葉ではないかと。結局の所、二物以上持っている人に対するフォローは出来ていませんが、当時(?)は今より良い所の分類が厳しくなかったのではないでしょうか?例えば、現在だと、「顔立ちが整っていて、歌が上手い。」というのは、二物にカウントしそうですが、昔は一物でカウントしていたとか。想像ですが。分類されていていたとしたら、主に内面と外面とか大まかな物だったのではないでしょうか?
 ところで、当時にも二物以上与えられている人はいたでしょうから、そういう人は特別扱いされていたのでしょう。だから、この言葉は一般的な人間に対して向かって作られた諺なのではないでしょうか?

 上の想像とは逆に、一人の人間が自己分析の末に作り出した諺だとしたら、周囲の人間と比較して分析したとしたら、意味が通らない気がします。つまり考え出した動機が「周りの人間は沢山良い所があるのに、俺の良い所って何なんだ?」、分析過程、分析終了、「天は二物を与えず。」って結論づくような流れは矛盾している気がします。過程の部分をいろいろ考えれば、分かるのかも知れませんが、やめときましょう。
 では、おそらく、周囲の人間とは関係なしに徹底的な自己分析の末に、「俺(?)の良い所は一つしかない。」、「天は二物は与えず。」と行きついたのでしょうか?一人に適用されたことを全体に適用するのは乱暴な気がします。もしかしたら、自己分析をした人が発した言葉だけが一人歩きして世の中に広まっていった可能性もありますが、ここは一人の人間が沢山の人間を見た結果の末に作られた諺だと思っておきましょう。

 さて、随分寄り道してしまいました。実際の所、どのようにして諺が出来たっていう下りは、書いている間に思い浮かんだことです。脱線ですね。さて、無理矢理な想像を踏まえると、「天は二物を与えず」って言葉は人を見て使う諺だと持ち込みましたが、ここで私が重要だと思ったのは、本人がどう思っているかということです。つまり、ある人を周りの人が見れば「二物だ。」と思っていても、本人が「一物」もしくは「零」だと思っている場合があると思います。その辺のことを考えると、今回取り上げた諺がさらに深まるのではないかと思います。

 さて、本題に入る前に諺が出来た当初は「一物」だと考えられていたけど、現在では「二物」カウントになっているものについてやっつけておきましょう。つまり、「顔立ちが良くて、歌が上手い」です。芸能人等に当てはまるかも知れません。
 顔立ちが良い、カッコ良い、かわいい等々は生まれ持った素質です。だから、これが一物です。そして、歌に関してはその後に、素質もありますが、獲得できるものです。第一線で活躍している歌手等で、当然、カッコ良い人は沢山います。そして前回でも解説した通りTVに出演するにはルックスというものが重要な要素だと考えています。つまり、生まれ持った一物のためにチャンスを物に出来たという可能性もある訳です。生まれ持った一物に付随した次の一物は生まれ持った物ではないので、「天は二物を与えず。」という訳です。勿論、ここでいう容姿も歌も両方の素質を持って生まれる人もいます。それは、「天から二物を与えられた」人なのだと思います。こういうことを考えると「美人で性格が良い」ってのも貴重な存在だとは思えなくなります。深くは解説しませんが。

 さて、上記の例は与えられた「一物」が上手く働いた例です。また、本人が気付いていたとしたら尚更でしょう。ここからは、本人が気付いてなくて、また、周りも気付いていないという、「一物」が上手く働かないことを考えてみましょう。
 私は人の長所、短所はパラメータのようなものだと考えています。ドラゴンクエストで考えると、戦士は力が強いですが素早さが低いです。武道家は力も素早さも高いですが、防御力が低いです。装備の関係で。魔法使いは力、防御力も低い(素早さは高かったような…)ですがMPがあり、魔法が使えます。それぞれが長所、短所だと思われます。
 さて、ドラゴンクエストでは、成長するパターンもある程度制御されているために、成長しても長所・短所は引き継がれていきます。転職とかは無視しておきましょう。しかし、現実世界においては、短所だと思われるところは引き上げることが出来ます。素質レベルまで話が行くと勿論限界はあったりしますが、短所を引き上げる気があれば、なんとかなる部分もあります。弱点を克服しようという動きもあります。また、短所を短所だと理解した上で、他のパラメータを上げようともすることも出来ます。つまり、短所は短所なのだから他でカバーしようとする働きです。

 ここからは、上記のような自分を変えていくヤルキを持った人を前提にして考えて行きます。さて、「天から与えられた一物」を自分で気付かない人は、それを長所だと気付かずに伸ばそうとするでしょう。また、「与えられた一物」と逆のパラメータを伸ばそうするはずです。自分のルックスに自信のない人は内面を磨こうとするでしょう。分析能力がないと思う人は、考えることをするでしょう。熱くなりやすい人は冷静になろうとするでしょう。分かる人は分かりますが、分析能力と熱に関しては私自身のことです。

 さて、分かりやすい実例を考えてみましょう。あげる例ですが、女性を想定するので偏った意見になってしまうかもしれませんが、漫画等々で出てくる「メガネを外すと実は美人」という女性がいます。そういう女性(というかキャラクター)は、大抵、性格が良かったりします。メガネをかけている間は、周りは「美人」だと思っていないので、当然、本人も気付いていません。だからこそ、外面に対する内面がしっかりしていたりする訳です。勿論、性格の部分が生まれ持ったものなのか、務めてそう言う風にしたのかは分かりませんが。また、私の知りうる範囲では、「ハイスクール奇面組」に、その例外のキャラが出てきます。彼女は自分の「一物」に気付かなくて、それに対する働きかけをしなかったか、周りの男連中の扱いが悪かったのでしょう。さて、この文章に行くまで随分文章が続いてましたが、実は書こうと思っていた部分はこの辺りだったのりするのが驚きです。「メガネ外したら美人が性格が良い」という立証です。どう考えても、現実世界の話をしているのに、虚構の立証をしようとしていた訳ですね。

 そろそろ話をまとめましょう。自分の「一物」に気付かないで、自分を良くするヤルキを持っている人はある意味無敵だと思います。結果として「二物」以上を得る可能性があるからです。また、前回の話にからめますが、ルックスの「一物」を与えられた有利な世の中だと思いますが、結局の所、それ以外の「物」がないと大成することは難しく、それが芸能界の厳しさだと思います。
 さてルックスに関しては、非情に分かりやすいのですが、それ以外の物は何が天から与えられたものかは分かり難いです。偶然に高いパラメータをそう勘違いする場合もあります。そこで、私の考えですが、「一物」に気付いてなくて、自分を良くするヤルキを持っている人が無敵をと書きましたが、これは、意識的になることが出来ると思います。やることは単純で「自信を持たない」ということです。というのも、何かのパラメータに満足したと時に、そのパラメータを上げることや、対になるパラメータを上げようとすることを止めてしまう可能性があるからです。これは停滞だと思います。
 勿論、「自信を持たない」という選択肢以外にも、「常に高い所を目指す」と行った選択もあると思います。動機はそれぞれにしろ、そういうヤルキを持ちつづければ「天から与えられた物」以上に高い所に行けるかも知れません。いきなり話は飛びますが、「天才は99%の才能と1%の努力」ってやつだと思います。上手くまとまったかな? 

 

 

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