第30無駄話「やること、やらないこと」
(05/07/29)
 

 

 最近、「ニート」とか「引きこもり」が社会問題として取り上げられているが、その辺りのことをグダグダと考えてみたので、久しぶりに無駄話を書いてみることにしました。

 タイトルは「やること、やらないこと」なのだが、電車の中でぼんやり「ニート」等に考えていると、「世の中には何かをやることで悪くなることと、何もやらないから悪くなることがある。」という結論に至った。これは、わざわざ結論付けるまでもなく、前者は犯罪等であり、後者は冒頭で挙げた「ニート」や「引きこもり」のことである。しかし、当然であることも文章にしてみることで色々見えてくるのではないかと考えた。

 さて、やらないことで悪くなる犯罪等のことを考えると、何故悪くなるかというのは単純で、人に迷惑をかけるからであると思う。例えば、よくリフォーム詐欺がテレビで取り上げれられているが、人を騙して大金を奪うという行為は、やはり、悪いことである。多くの犯罪に共通する悪い部分は「人に迷惑をかける」という部分であると思われる。

 少し脱線するが、犯罪を犯すのは若者だけでない。最近、天下りの問題で世間を騒がせているが、天下っていることを考えても、また、当事者の年齢は報道されているが、はっきり言って「おじいちゃん」の年齢である思う。若者がお金を目当てにリフォーム等の詐欺を行うのは、なんとなく欲望のレベルで分かる気がするのだが、しかし、「おじいちゃん」の年齢でお金に関することに関与する、しかも、社会的な立場や信用のある人が悪いことをするって言うのは、何かすごいなぁと思ってしまう部分がある。当然、動機なんて私には分かるはずもないのだが、単純にお金じゃないのかも知れないが、社会的な立場がある人が何か悪いことをすると、「あーあ、勿体無いなぁ」と思ってしまいます。

 さて、「やらないこと」で悪くなることとは、どんなことだろうか?例えば、宿題を「やらな」ければ、これは悪いことであろう。私は脚本を書いていたが、一つの公演を行う際に、自分の書く脚本を上演することになった時、脚本を「書かない」ということは、やはり、悪いことであると思う。理由は単純で、脚本がないことには、役者は練習出来ないし、音響や照明といったスタッフ側もプランを考えることが出来ないからである。もし、本番の日までに脚本が出来なけらば、公演中止という事にもなってしまう。私は学生劇団で活動していたが、学生と言えど、十万単位のお金を書けている訳だから責任は重大である。

 さて、一口に「やらない」と言っても、単純に怠けている場合と、能力的に出来ないという場合があるから、単純にそれが、「悪い」とは言えないと思われる。まあ、後者の場合は「出来ない」と言って、「やらない」と区別する場合が多いと思うが、「ニート」や「引きこもり」を一概に「悪い」とは言い難い部分はこういう部分にあると思われる。また、能力的に何かが当然に「出来る」人は「出来ない」人を「やらない」人と言ってしまう部分があると思われる。その「出来ない」部分は、本人の精神的な部分やその背景となる社会的な部分等が関係してくるから、さらに、難しいと思う。

 ここで、「やらない」ことが何故「悪く」なるのかと言うことを、超物質的に考えてみた。以前、テレビで引きこもっている人を特集していることがあったのだが、その時にその人は「何もしていないが、別に人に迷惑をかけている訳ではない。」と言っていた。これは、ある意味正しいのではないかと思う。何かを「やる」ことで、人に迷惑をかけて犯罪であるならば、何も「やらない」(ネットゲームは毎日している)彼は犯罪者ではない。

 「ニート」や「引きこもり」ことをお金の面だけで考えると、収入がないということも問題になって来る。国レベルで考えれば税収が減るだろうし、彼らが生活するお金を誰かが負担しなければならない。こういった部分が「悪い」と言えるのかも知れないが、どうも(自分で書いているのだが)完全に納得出来るものではない。
 また、もっと大きい規模で地球環境問題で考えてみると、人間は生きているだけでエネルギーを消費し、二酸化炭素を吐き出す。しかし、こう言ったことを考えてしまうと、人間は存在しているだけで、「悪い」ということになってしまうし、頑張って働いている人の方が環境には悪影響になっていることだってあり得ると思われる。正直、環境レベルで考えたら余りにも非人間的な考えに至ったので日和ました。

 色々、考えてみましたが、「やらない」から「悪い」ということは、一概に悪いとは言い難いのではないかということが結論です。また、深く考えると「やる」から「悪い」ということも、「やらざるを得なかった」とか「やってしまった」等、色々あると思われるので、これも一概に「悪い」とは言い難いのではないだろうか?結局、答えの出ないことをグダグダ書いてしまいましたが、単純に答えが出ないことをグダグダ考えるのも意味があると思います。ここまでお付き合い頂いてありがとうございました。

 さて、今回、こんな話を書いて見たのは以下の本を読んだからです。
 
人の心はどこまでわかるか 人の心はどこまでわかるか
著者:河合隼雄
出版社:講談社
本体価格:740円
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 この本は心理療法について書かれた本で、今回の内容のようなことが書かれている訳ではありませんが、心の問題について、現場から書かれているので非常に興味深かった本です。

 

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