劇団ヤルキメデス公演履歴

G男(ジー・マン)/K線上のアリア

ヤルキメデス第一回公演

 記念すべき劇団ヤルキメデス第一回公演は、ナカノ実験室が3回生の時に行われた。2001年(のはず)の冬。 演目は、オリジナルのG・男(ジー・マン)と所属したサークルで行った短編をリメイクした二本。前者は、 ゲームの『シー・マン』をパロディしたタイトルだが、『G』には深い意味が込められている。 が、その意味に気付いた関係者は、「演じるのが嫌になった。」ともらした。

 お話は、最近、同棲を始めた主人公の元に会社の後輩が遊びに来て・・・』という感じのシュチュエーションコメディ(だと思う)。 伏線を張ったりして、結構、好きなお話。一番、上手くまとめた脚本かも知れない。

 『K線上のアリア』は原作が別にいるので、ストーリーは詳しくはかかないが、原作を薬ネタと卑怯なネタで豪華にした。 当時、京都大学で演劇的活動をしていたお客さんは、「こっちの方が好き。」というアンケートを残した。福本さん(適当)は 今、どうしているのだろうな?

 今思えば、当時の所属サークルの黄金メンバーのような布陣だった。

ダンディ・ジョーンズ 魔宮の伝説

ヤルキメデス第二回公演

 劇団ヤルキメデス第二回公演は、ナカノ実験室が四回生の時に行った。2002年(のはず)の夏。 クーラー設備のない、灼熱地獄のような部屋で公演をやって、役者、スタッフ、お客さんともに優しくなかった。 アンケートには、「涼しい所で見たかった。」と書かれる始末。

 お話は、当時四回生で人生の事を悩んでいた、もしくは鬱だったナカノ実験室が「死とは何か?」という事を考えた上で 嵯峨野線の嵯峨嵐山駅で、梅宮辰夫さんのような肌で、グラサンで、カメラをぶら下げた、ダンディなおじさんを見かけた事から、 「死とは何か?カッコ良さとは何か?カッコ良く死ぬとは?」という事を愉快に話し合う、現実と虚構が入り混じり、グルグルと まわるような話になった。割と好きな作品で、出演した後輩も、「好きな脚本だ。」と言ってくれていた。

 暗い事こそ、エンターテイメント性を持たせる!という事を考えていたのだと思う。鬱の状態で書いた脚本は、 割とよいモノが出来るのじゃないだろうか?

マンガの夜

ヤルキメデス第XX回公演

 公演回数的には、三回目なのだが、公演名は『XX公演』となっていた。『三回』と言っても、 過去二回を覚えている人がいないだろう、という判断。2006年。ナカノ実験室が大学院修士前期過程4回生(2年留年)の 時に、前期を休学して行った。人生の事を何も考えてないのか?

 これまでは、ほぼオリジナルの脚本を上演していたのだが、この公演は規制脚本。『劇団そとばこまち』の番外公演(だったと思う) で行われた、生瀬勝久さんが脚本・演出の『マンガの夜』。このお芝居が、私のフェイバリットお芝居である事が、無茶な公演に走らせた。 演出と主演を同時にこなし、ビラ用の漫画を11枚描き、色々と頑張ったのだが、集客は、恐ろしいほど芳しくなかった。演劇の集客には 知り合いが多い事が、『恐ろしく重要』という事を思い知らされた。後、準備期間を含めて四ヶ月ほど禁煙した。

 色々と大変だったけど、やって良かったと思っているし、参加者もそう思っているはず(たぶん、きっと・・・)。今後、ヤルキメデスが 演劇を続けるかは未定だけど、節目としてはよい公演だったのじゃあないだろうか(たぶん、きっと・・・)。

2007/05/22

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