しつこいオトコ プロローグ(04/09/22)


 来世は本当にあるのだろうか?夢をみているだけなのか?不老不死?人間の存在はどこにあるのか?

 何を言っているのか、一つも分からなかった。

 過去に遡ることは出来ないが、未来に行くことは出来る。それは、光の速度に達することでも達成しうるが、性能の良い冷蔵庫があれば良いだけのことだ。

 何を言っているのか、分からなかった。

 現世、現在で達成できないことは、来世、未来で叶うはずである。ただ、神秘的な力に頼るのではなく、現実の科学力とその発展に期待するしかない。

 分からない。

 例えば、豚肉だ。肉屋で買ってきて、そのまま置いておけば、冷蔵庫においたとしても、やがて腐って食べられなくなる。では、冷凍庫ではどうだろうか?冷凍して、 細菌が繁殖しない状態にしてしまえば、案外、2,3年は大丈夫なんじゃないかな?そう、それをもっと長い時間で考えれば良いだけだ。

 分からない。

 どうして、人は人を好きになるなるのだろうか?生物的な意味合いだけを考えれば、それは、自分の子孫を残すためだ。そう、つまり、遺伝子で、人を好きなることは、遺伝子に、惹きつけられたとも考えられる。自分のパートナーに相応しい遺伝子、それが生物が求める最もなもだろう。

 何を言っているのか…?この男は私を口説いているのだろうか?それすらも分からない。何を言いたいのか?途中から、聞くことをやめ、頭で理解することを放棄し、ただただ、その男の発する台詞のリズムを身体で感じていたけだった。それは、時にテンポが良く、間を取りながら、しかし、基本的にマイペースに発せられた。
 どれくらいその男が、音を発したかよく覚えてないが、最後に言った事は覚えている。

 「君の遺伝子と、欲を言えば、脳を僕にくれないか?」

 「継続は力なり」と言うが、継続される方は迷惑なだけだ。

続く?

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