もうすぐ、武装錬金ピリオドですね!

武装ファイナル感想(05/08/17)

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 総評
 
どう考えても、武装錬金が目玉なはずだけど、ブリーチが表紙を飾っています。ブリーチでやっていることは、Vジャンプで載っていたカラブリってのを一挙に載せていることと、ショートショートを載せていることです。商業的な臭いがぷんぷんしますね。(当然)ブリーチ好きは表紙買いするかも知れませんし、武装錬金ファイナル目当てで買う人も沢山いるでしょう。私は後者です!

 武装錬金ファイナル
 流石に時間をかけて書かれているだけに、面白いです。非常に濃い内容になっています。週刊連載だとどうしても、短いスパンで山と引きをしないといけないのですが、一気に65ページだと違う感じで描けます。連続ドラマと2時間ドラマの違いに近いのじゃないかな?ページ数的には、3時間ドラマくらいですが。(笑)
 どうも、のっけから編集がいれる煽り文句がナンセンスな気がします。「夏に限りがあることを今はただ忘れたい…」。ちょっと現実逃避気味な感じがします。まあ、煽り文句への作家の関与の具合は分らないのですが、この言葉はちょっといまいち。

 カズキと斗貴子さんのラブラブ具合
 のっけから、カズキと斗貴子さんのラブラブ具合で、焼死寸前です。顔を赤らめる斗貴子さんに「うほっ!」です。カズキも調子こいて、キスの返杯をしようとしたりします。我々が知る限りでは、2回目。その場に遭遇するまひろ。必死にまひろにせつめいしようとする斗貴子さんに「うほっ!」。エロスだなぁ。
 非常にほのぼのとしてますが、剛太君のことを考えると、彼が可哀想だなぁと。その場にヘリで現れる、剛太と毒島。良かったな、後、1,2分早く来てたら、ショックだったぞ!ただ、剛太と毒島がなんとなく一緒に行動しているので、もしかしたら剛太は毒島と…って気がします。毒島の中身は分りませんが、いろんな感想サイトでは小さめの女の子では?と予想されています。以前、斗貴子さんが小さくなった時に、はぁはぁしていた剛太くんだから、ど真ん中ストライクでしょう。

 ・病院で見送るブラボーと千歳さんもカップル確定でしょうか?
 ・白核金に対するカズキの選択は連載終了時予想してた通りかな?こちらを参照。
 ・朽ちて行くアレクサンドリアさんが可哀想でした。しかし、「アレクサンドリアさん!」って長いな。カズキは二度目は「アレクさ…」って言ってますが…。

 ヴィクターVSバロン
 今回、このバトルは秀逸だったのじゃないでしょうか?私が連載時に、「あんなにでかくなったヴィクターに、シルバースキンが役にたつのか?」って疑問に答えてくれてます。あのバロンがシルバースキンを着込んだら強いなんてモノじゃないでしょう。バロンの肩の中でブラボーがW武装錬金したら、シルバースキン・リバースも出来る訳ですね。
 そして、バロンの特性の中で、我らが秋水君が復活しました。正直、再登場できるのか?って思っていたので、ここは燃えました。そして、ソードサムライXの特性が上手く使われてます。しかし、しばらく出ないうちにキャラ変わってない?秋水君?しかも、秋水も錬金の戦士になってたのか!
 そして、元再殺部隊の人がバロンに搭乗し、必殺技連続で怒涛の攻撃です。昔、ラッキーマンでもこんなのやってたなーと思い出しました。ラッキーマンは主要ヒーローが必殺技を皆で叩き込むってことをやってました。当然、バロン的な人はいません。ヒーロー協会の会長が、ヒーローにエネルギーを送り込んで支援してたりしました。あれ?結構似ている?
 そして、(多分)ガンズ・ブレイズ・ウエストからのバロン様の必殺技炸裂です。「錬金の魔人よ塵と帰れ!」
 しかし、ヴィクター粉砕と思いきや、あの巨体は海洋生物の死骸を集めた擬態だった訳です。秋水くんが、やや、ドサクサ気味に教えてくれてます。すごい洞察力・観察力!私の考えるドサクサはここを参照。

 カズキの選択
 やはり、白核金はヴィクターに使う選択肢でした。しかし、パピヨン謹製のコールドスリープ装置で、白核金が出来るまで、仮死状態にしてヴィクター化を止めるってのは、考え付きませんでした。カズキは、週刊連載最終回でのパピヨンの名台詞に、従う形になってます。やっぱ良いアドバイスだったんだな。選択肢は自分で作り出す物!
 剛太は男前で、斗貴子さんはヴィクターに白核金を打ち込むのを一緒にすると言います。

 ヴィクターの叫び
  「フェイタル・アトラクション」の特殊な特性が示唆されます。フェイタルは、「致命的な」、「破壊的な」、「決定的な」って意味ですね。アトラクションの方に「引力」って意味があるみたいです。
 ヴィクターが錬金術の全てを憎んでいる理由と、ヴィクトリアがホムンクルスになった理由も分りました。ヴィクターが怒る理由も分ります。再殺なんて、安易な方法に出ないで、もっと他の解決策があったはずです。坂口大戦士長も言い返せませんし、結局の所、錬金戦団が諸悪の根源な気がします。
 「怒りだ!もう怒りしかない!」って台詞が良いです。ラストの方のカズキの台詞とかかってるんでしょうね。

 カズキ&斗貴子さんVSヴィクター
 カズキ&斗貴子さんのラブアタックです。剛太とパピヨンは支援です。こうして使うと支援に向いている能力な気がしますね。ヴィクターに白核金を打ち込みますが、なんと、効きませんでした。これは、意外でした。ヴィクターを解決して、VSパピヨンになるのかな?と思っていましたから。でも、確かに、コールドスリープで保留ってのは、ちょっと温(ぬる)いですね。
 少し、気になったのは、斗貴子さんは今回バルキリー・スカートを使っていないってことです。カズキの槍を一緒に持っていたのですが、突進力は増したのでしょうか?どうも、その辺の説明はなくて、「運命を共にする」とか「一心同体」って言ったラブ要素しかなかった気がします。例えば、バルキリー・スカートで突進力を増やすとか、ヴィクターの腕を封じるといった、描写があっても良かったと思います。寄生獣の「ミギー、ぼ…防御をたのむ」の時のミギーの役割です。正に、一心同体!
 正直、バルキリー・スカートは描くのが大変そうですが、そういった理由だったら萎え…。そんな訳ねえよな!ストーリー展開の関係だよな!

 衝撃のラスト!
 白核金が効かなかった!斗貴子さんは運命を共にしようとします。しかし、カズキは…。
 まひろ及び3馬鹿トリオ&ちーちん&さーちゃん、錬金の戦士たちが、これみよがしに、武藤の名を叫びます。
 叫ぶ剛太。泣き叫ぶ、斗貴子さん。連載時の涙は無かったことにしてもいい位です。
 そして、パピヨン。やっぱ、彼はダークヒーローです。

 ラストはネタバレにしてないので、まだ、読んでない人は赤丸を買うしかなないでしょう。

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