武装錬金は週刊少年ジャンプで連載されていた少年漫画です。作者は、和月伸宏先生です。アンケートでの人気を重視する週刊少年ジャンプにおいて、主な購買層、小学生・中学生の人気を得られず、あえなく打ち切りになってしまった作品ですが、ネットでの人気は高く、比較的高い年齢層に人気があるようです。その内容は、良い意味で少年漫画的であり、だからこそ高い年齢層に人気がある模様です。
また、本誌で打ち切られた後に、増刊(赤丸ジャンプ)で二回、続編の読みきりが掲載され、物語は大団円を迎えました。また、最終巻の10巻には31Pの書き下ろし読み切り「武装錬金アフター」が掲載され、作中で語られた複線を、ほぼ、全部回収しています。
各巻にはライナー・ノートのコーナーがあり、漫画製作の裏側を見る事が出来ます。これに関しては、「ぶっちゃけ過ぎだ!」と賛否両論ありますが、漫画製作の大変さ、また、氏の漫画に対する姿勢を読む事が出来ます。何より、最終巻の後書きは、創作に関わる厳しさ、難しさ、楽しさを表した名文だと思います。
連載終了後、本作のヒロイン津村斗貴子さんのフィギア化、ドラマCD化を経て、アニメ化まで至っています。小説も出ます。次は映画化?と期待が膨らみます。
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